内科・呼吸器科・アレルギー科

TOP
院長紹介
診療時間/アクセス
主な検査
呼吸器疾患
慢性閉塞性肺疾患
(COPD)

気管支喘息
睡眠時無呼吸症候群
(SAS)
慢性の咳(せき)、たん
アレルギー疾患
花粉症
お問い合わせ

  


気管支喘息(ぜんそく)について

気管支喘息は、空気の通り道である気道の慢性炎症によって、気道平滑筋の収縮、気道粘膜のむくみ、気道分泌物の過剰産生などが生じることによって気道が狭くなる疾患です。
気道が狭くなると肺への空気の出入りが障害されるため、呼吸するたびにゼーゼーヒューヒューという気管、気管支が鳴る音(喘鳴)を伴った呼吸困難が起こります。
小児喘息や若年成人の喘息ではアレルギーによるものがほとんどですが、高齢者ではアレルギーが関与しないメカニズムによる喘息も多く認められます。
気管支喘息では、発作を起こしていない時には全く症状がないため、軽度の発作がたまに起こる程度の患者さんでは医療機関を受診しない方も数多く見受けられます。
しかし、このような患者さんでも気道が収縮しない程度の軽度の慢性気道炎症を反復している可能性があります。
このような状態でも長い間に気道の炎症と修復を繰り返していくうちに、気道の壁が厚くなったり気道粘膜の分泌腺が異常に発達して、発作を起こしていなくとも気道が狭くなったままの状態になっていくことがあります。
これを気道のリモデリングといいますが、気道のリモデリングを防止するためには、発作の回数は少ない患者さんでも早期からの適切な治療が必要であると考えられています。
喘息の治療はここ10年程度の間に飛躍的に進歩し、以前はコントロール不能だったような重症の喘息でも、吸入ステロイドや新しいタイプの抗アレルギー剤などによる適切な治療によって全く発作のない状態が維持できるようになってきました。
当院では、アレルギーの関与している喘息(アトピー型喘息)は元より、アレルギーの関与しない喘息(非アトピー性喘息)についても、アレルギー検査、肺機能検査等により適切に診断し、最新の治療ガイドラインに沿って、発作の全くない状態を維持することを目標として治療を行っています。
喘鳴があったり、以前に気管支喘息を疑われたことのある方は、小児を含めて年齢層を問わず診療可能ですので、お声をおかけください。



むさし野さいとうクリニック
内 科・呼吸器科・アレルギー科

All right reserved, Copyright(C) Musashino Saito Clinic